インストラクターのSAYUMIです。
今回は、ピラティスについて、ヨガは何となく想像出来ると思いますが、ピラティスって…ヨガみたいな感じ?何となくイメージはわいても、違いが判らないことも多いですよね。
ピラティスは、ドイツ人のジョセフ・H・ピラティス(1880‐1967)によって考えられました。ピラティス氏は、病弱な幼少期をおくっていたため健康で強くなりたい思い、色々なエクササイズを試して独自のエクササイズ方法を作りだしました。
そのかいあって、青年期は、とても健康的な日々を送っていました。その後、第一次世界大戦中に捕虜となり抑留されてしまいます。その時、ベットに横たわっている仲間達の怪我を早く回復させたいと思い、ベットにゴムやスプリングを付けてベットの上でもエクササイズが出来る方法を考えました。この方法が、現在のピラティスメソッド(コントロロジー)の土台になったと言われています。
〈参考文献〉YMCピラティスインストラクター養成講座テキスト
ピラティスには、幾つかの動作法則があります。
- エクササイズの目的に意識を集中させること。
- 四肢と頭部を除いた体の中心部分(パワーハウス)を安定させること。
- 必ず呼吸すること。(胸式ラテラル呼吸)
- 勢いで体を動かすのではなく、意識しながら筋肉をコントロールすること。
大きく手足を動かすと気持ちいいと思いますが、安定性が保てないと関節に負荷がかかりすぎて怪我をしてしまうことがあります。指先や足先ばかりに意識をもっていくのではなく、体の中心(パワーハウス)に意識をもっていくと、体のバランスが取りやすくなり動きがスムーズになります。