最近では、テレビでもよく聞くようになったジェネリック医薬品。薬局でも、よく聞かれると思います。「先発にしますか?ジェネリックにしますか?」と…
私も呪文のように言っています。「ジェネリックのほうがお安くなりますよ」慢性疾患で、毎日飲まなければならない薬だとかなりの差がでてきます。
そもそも、ジェネリックって先発品とどう違うの?安くなるってことは、効果もあんまり期待できない?なんて思うかもしれませんよね。
ジェネリック医薬品とは、特許が切れた医薬品を他社が作成したもの。後発医薬品とも言われている。以前は、先発品が発売された後にゾロゾロと発売されることから、ゾロとも言われていました。
(ウィキペディアより)先発品が発売された後、他社が同じものを開発し始めます。そのため、全く何もないところから開発し始めるよりは、短期間で安く開発できます。また、有効成分は同じですが、製造方法や添加物等を変えることによって、少しでも安くなるよう開発されています。ただ、そのせいで、見た目が少し先発品と違っていたりして、効かないのでは?と思われたりもします。
最近では、オーソライズド・ジェネリック(AG)と言って、有効成分だけでなく、原薬や添加物、製法等も一緒のジェネリック医薬品も開発されています。
海外でのジェネリック医薬品普及率は70%以上になっています。国内もあともう少しでそのくらいになりそうです。あと主成分は先発薬と同じでも、“効き方”には違いが出ることもありますのでジェネリック医薬品を使うことに不安があれば、一度かかりつけの薬局で聞いてみてください。