studio STANCE 豊中|ヨガ&ピラティス

三つのバンダについて

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ヨガをしていると、聞いた事があると思います。バンダはサンスクリット語で、「鍵」「締める」等を意味しています。ヨガでは、身体のエネルギー(気)が身体の外にたくさん出ていかないようにコントロールする手法と考えられています。

意識するとポーズが変わる

1.ムーラバンダ

ムーラとは「根」を意味しています。骨盤底周辺を意識するので、骨盤底筋群が関係してきます。骨盤底筋群は、排泄のコントロール、骨盤内の内臓支持、体幹の安定化に関係しています。また、骨盤底筋群は腹横筋や横隔膜、多裂筋等と呼吸や体幹の安定化において深く関係しています。

2.ウディヤナバンダ

ウディヤナとは「上空に駆け上がる」を意味しています。おへその下(丹田)辺りを意識するので、腹筋群が関係してきます。その中でも特に、腹横筋が最も関係すると考えられています。腹横筋は、姿勢の維持、動作の安定化、内臓位置の調整、排便の補助に関係しています。

3.ジャーランダラバンダ

ジャーランダラとは「網」「水を保つもの」を意味しています。喉の辺りを意識します。喉を意識するってどういう事かと思いますよね。これは、頭部を体全体で支えるために少しあごを引くと、少し喉が締まる感じがあると思います。この事を指しています。椎前筋が関係します。椎前筋は、首を曲げる時に関係してきます。あごを上げすぎると、呼吸が胸やお腹に入り辛く腹横筋がうまく働かなくなります。また頭を体全体で支え辛くなり、首への負担が大きくなります。

3つバンダをいきなり意識するのは少し難しいですが、まずはムーラバンダから意識するようにしていくと、体幹が安定しやすくなるので意識していけるといいと思います。どんなふうに意識していくかは、レッスンで少しずつシェアできればいいなと思います。

プロフィール

SAYUMI
家族や仕事を優先していると自分の事は後回しでなんとなく体調が良くない日が続いていました。そんな時、もともと体を動かすことが好きでヨガのレッスンに行ってみたらスッキリ! 気のせいかと思っていましたが、体調もだんだん良くなっていきました。ヨガを通して、皆様と日々楽しく過ごすことが出来たらと思っています。

■薬剤師
■IHTA認定ヨガインストラクター2級
■IHTA認定ピラティスインストラクター
06-6151-3245