ヨガインストラクターのMIKAです。
鼻呼吸できてますか?
息を吐き切ることができないと感じたら呼吸が浅くなっているかも。
呼吸は、ストレスなど精神的な影響や姿勢のアライメントで、自然と浅くなります。そうすると脳へ酸素が行き渡らなくなり、頭がぼんやりしたり、眠気が起きたりといった症状が起きてきます。
また、自律神経も乱れから不安や焦りにおちいることもあります。血流の流れが悪くなり免疫力も低下します。そうなると病気にもなりやすくなります。
お腹に空気を取り込むように、鼻から息を吸い、今度はお腹の空気を吐くように息を口から吐きます。(←これレッスンの初めてに呼吸に意識むけてもらってます)できるだけゆっくりと深く息を吐くようにするとリラックスしてきます。また脳にも酸素が十分に行き渡り、頭もスッキリしてきます。
家ではまず仰向けに寝てやってみて下さい。横隔膜を緩ませることで、横隔膜の動きが良くなって、長く息を吐けるようになります。
腹式呼吸はお腹を膨らませるイメージが強いかと思いますが、下腹を軽く引き入れてコアの部分を働かせた状態で姿勢を安定させて、そこに腹斜筋と腹横筋の両方の筋肉ををプラスすることでより深い呼吸が可能となります。
呼吸って無意識でできるものですけど、コントロールすることもできます。コントロールできると深い呼吸から心の安定につながっていくのでヨガの時間をとおして呼吸に意識を向けてみて下さい。呼吸に集中してヨガできるとそのあとスッキリした気分になれます。
ヨガで目指せ調和!
調和という言葉にどんな印象をおもちですか?
調和という言葉の中に自分の考えを押さえ、まわりにあわせて摩擦をさけるなどネガティブなイメージある方も…そうすることで波風は抑えられたかもしれないけれど調和をとったつもりがなんだかモヤモヤしたり。
この調和とは人生の中で楽しいこともうれしいことも、そして嫌なことも苦しいこともたくさん積み重なって融合した他の誰でもない自分、積み重ねて調和した自分自身を認めて、それが軸となり次へ進む原動力になるのかなと思います。
調和が取れることで自分自身の素晴らしい個性を認め自己肯定に繋がり、さらに他者肯定へと繋がるように思います。
ヨガでは「柔軟性と安定性」「心とカラダ」「自分の内側と外側」バランスをとりながら自ら良くなろうとする力を高める。その先に調和があります。
呼吸と心と身体
お互いに影響しあってます。怒りが感じている時は速くて浅い呼吸で、筋肉は緊張して硬くなっています。穏やかな気持ちの時はゆったり深い呼吸で、筋肉は緩んで柔らかい。
今、どんな呼吸をしてますか?
ヨガのレッスンの中で自分がどんな呼吸をしているのかに意識をむけてもらっています。まずはどんな呼吸をしてるか観察してみましょう。そしてヨガで自分自身を知り癒す時間を味わってみてください。
ヨガでは鼻で呼吸する事でウィルスの進入を防ぎ、外気の温度や湿度を体内の温度や湿度に近づけて体に与える負担を軽減します。これから風邪の季節に向けて予防にも一役かうと思われます。
リラックスして口を閉じたときに舌の位置はどこにありますか?下に落ちていると口呼吸してる可能性が!舌の位置は顔のゆがみなどにも影響あるそうなので、気を付けながらヨガのレッスン中や普段の生活で鼻呼吸してみましょう。