ヨガインストラクターのMIKAです。
レッスン中によく耳にするポーズの名前って聞きなれないし、覚えられないし~スルー(笑)で、いいんですが!意味がわかるとまたひとつクラスが楽しくなるかも。
アーサナ(ポーズ)はサンスクリット語、英語、日本語などの名前で呼ばれています。ヨガの流派よって同じポーズでも名前が違っていたり、言語がミックスしていたり…
そもそもサンスクリット語とは
古代インド・アーリア語に属する言語。インドなど南アジアおよび東南アジアにおいて用いられた古代語。文学、哲学、学術、宗教などの分野で広く用いられた。漢字表記の梵語(ぼんご)は、中国や日本でのサンスクリットの異称。(Wikipediaより)
今日はサンスクリット語を中心によくレッスンで行うポーズの名前の意味を紹介していきます。
ヨガのポーズのことを「アーサナ」といいますがこのアーサナもサンスクリット語です。「アーサナ」は座るという意味で瞑想の姿勢を表す言葉でした。
なぜ座るがポーズをさすようになったのかはヨガとは…ヨガが瞑想にむかう道であることに関係があるのですがヨガの歴史や哲学ついてはまた次回にブログに書きたいと思います。
アーサナの中には動物の名前がたくさん出てきます。
- ブジャンガ(=コブラ)アーサナ
- ガルーダ(=ワシ)アーサナ
- ウシュトラ(=ラクダ)アーサナ
- バカ(=ツル)アーサナ
- シャラバ(=バッタ)アーサナ
- マツヤ(=魚)アーサナ
- ゴームカ(=牛の顔)アーサナ なんてのも!!
動物以外にこんなのも
- ターダ(=山)アーサナ
- ファラカ(=板)アーサナ…英語ではプランクポーズ
- ヴリクシャ(=木)アーサナ
- ダヌラ(=弓)アーサナ
- ヴィーラバトラー(インドの叙事詩に登場する戦士の名前)アーサナ、日本語では英雄のポーズとか戦士のポーズと言ったりします…英語ではウォーリア
さらに単語が組み合わさって
- アドー(=下向き)ムカ(=顔)シュヴァーナ(犬)アーサナは、下向きの犬の顔のポーズ…英語ではダウンドック
- アドー(=下向き)ムカ(=顔)ヴリクシャ(=木)アーサナは、下向きの木の顔のポーズ?なんのこっちゃですが 逆立ちのことです
- ウッティタ(=強く伸ばす)トリ(=3)コーナ(=角)アーサナは、三角のポーズ……英語ではトライアングル
- パリブリッタ(=回転した)トリ(=3)コーナ(=角)アーサナは、三角のねじりのポーズ
- プラサリータ(=開いた)パードッターナ(パーダ=足・ウッティタ=強く伸ばす)アーサナは、開脚した前屈のポーズ
強く伸ばす・回転する・開く、他にもスプタ(=横たわる)などポーズのやり方をあらわしているものやインドの聖者の名前がそのままついていたり、インドの神様の名前がついたものもあります。
意味を知ると覚えやすくてどんなポーズか想像できたりして、またひとつ楽しみながらポーズを深めることにつながるかもです。もちろん覚えなくても大丈夫!
まずはマットの上に座るこれがアーサナなんです。マットの上は自分の空間、そこで自分自身に意識を向ける、向き合ってあげるこれがヨガということかもしれません。
私もレッスン中はみなさんのマット(それぞれの方の空間)にお邪魔する気持ちで丁寧に時間を共有できるよう心がけます。その空間でヨガの恩恵をみつけてくださいね。カラダを動かす事を楽しみましょう!