アーユルヴェーダと聞いて、何を思い浮かべますか?インド?ごま油?民間療法?私も、ぼやーっとした印象しかありませんでした。あるご縁があって、「クウヤタンギ」と言う京都のアーユルヴェーダのサロンにお邪魔しました。そこで、簡単なアーユルヴェーダについてのお話と自分の体質や、そこからわかる生活で注意した方がいい事をお聞きしてきました。
世界三大伝統医学として知られ、約5000年前からインドやスリランカで受け継がれています。アーユルヴェーダはサンスクリット語のAyus(生命)とveda(知識、知恵)の複合語で「生命を守り、育てる知恵」を意味するそうです。
専門的な知識が多くあると同時に、親から子へ受け継がれてきた家庭でできる素朴な知恵もたくさんあります。
アーユルヴェーダでは、トリドーシャという独特な考え方があります。トリは3、ドーシャは性質という意味です。3つの性質があって、これらのバランスによって体質や体調が決まってくると考えられています。それぞれは、ヴァータ、ピッタ、カパと呼ばれこの3つのバランスは1日の中でも変化するし、季節によっても変化するそうです。このバランスが乱れると病気になると考えられるそうです。
そこで、バランスを保つためにはどんなケアが必要なのか、何を食べたほうがいいのかの知恵をたくさんアーユルヴェーダは教えてくれます。インターネットでも簡単な体質チェックができるので、やってみるのも楽しいと思います。
ちなみに、冬にはヴァータの性質が上がってきやすいそうです。ヴァータは風の性質を持ち、乾燥や冷性という特徴があります。なので、温かい食事をとり、ゆっくりとお風呂に入ってリラックスすることがお勧めです。