ヨガインストラクターのMIKAです。
いろんな流派のヨガがありますね。そしてさらに新しい形のヨガスタイルも…まず、ヨガを始める時に迷うのが、常温かホットかという事では無いでしょうか?
常温ヨガについて
常温ヨガとホットヨガどちらにもメリットはあるので、今日は常温ヨガのメリットをご紹介します。
呼吸へのアプローチ
呼吸は姿勢の崩れによって浅い呼吸になりますし、浅い呼吸を続けていることで姿勢が崩れます。ゆっくりとカラダを動かすことで体幹へのアプローチと呼吸への意識を向けること双方から整えていくことができます。
また呼吸により自律神経系に働きかける事ができ快適な室温ではレッスン終了時に深い呼吸とともに副交換神経が優位になりリラックス状態へとなります。普段日々の生活でやることや時間に追われて過ごしてる方には一石二鳥!運動とリラックスの両方を味わえます。
自分の体と向き合うことができる!
これは精神面だけでなく身体面においても重要なポイントです。
まずは自分の体を知る。わからなければどんな目標を持って進んでいくか迷い、闇雲に流行りの情報に振り回されかねません。自分にとって必要なものがわかっていれば伝統的なものから最新のものまで自ら選び出すことができます。
その一歩は自分を知るです。自分のカラダや心の癖などわかっているようでわかってないことが多いです、ホント…
カラダに向き合うとはどういうことか
痛くなってから、風邪をひいてから…健康のありがたみって実感したりしませんか?普段は当たり前すぎて無意識に体を動かしています(動かせてます!)
日々カラダは無意識の中でがんばってくれいますが環境や生活習慣で少しづつ悪い癖が定着してしまいます。長い時間向き合わずにいたカラダの感覚は薄れて異常に気づけないようになってしまいます。
いざ感覚を感じてみよう正しい使い方で使ってみようとしても神経回路が遮断、または働きが低下しています。
その神経回路を繋げていくためには繋がらなくても何度もアクセスすことで、だんだん繋がりやすくなり感覚や使い方が変化して、さらにパフォーマンスに向上につながります。すぐに結果が感じにくかもしれませんが長い目でじっくりと神経回路を張り巡らせていきましょう。
自分の体で熱を作る
寒い時期には重ね履きして腹巻きに貼るカイロ、お風呂にもゆっくり入ってせっかく温めたのにすぐに冷えるなんて経験をした事があるのではないでしょうか。熱を作る力がなくては冷えの改善は見込めませんし、いつまでも体を外部から温め続けるしかなくなってしまいます。
熱エネルギーは代謝により、内臓や筋肉の働きで熱を産み出していますので食事や運動が効果的です。適正な体温を維持するには、自律神経による血管運動神経の働き、ホルモンバランスなど複合的にアプローチが必要です。
カラダの使い方も気持ちの捉え方もいろいろの方向からアプローチできる回路をちょっとずつ着実に積み上げていくのは常温ヨガのお仕事かなと思ってます。
その他にも集中しやすい、着替えが楽、続けやすいというメリットも。