studioSTANCE豊中|YOGA PILATES SEITAI

YOGA PILATES SEITAI STUDIO IN TOYONAKA

背骨コンディショニングヨガNo.2

175 views

前回のブログで背骨の動きと呼吸についてお伝えしました。

簡単におさらいすると…背骨は上半身を支える役目を担っており、以下の4つの基本的な動きとなります。

・身体を丸める:屈曲(くっきょく)        
・身体を反らす:伸展(しんてん)
・身体を横になって倒す:側屈(そっくつ)     
・身体を捻る:回旋(かいせん)

があります。これらそれぞれの動きと呼吸を連動することで、ポーズが行いやすくすることもでき、また逆に行いにくくすることもできることをお伝えしました。

例を挙げると、前屈は息を吐きながら行う方が、伸展のように背骨を反るときは息を吸いながら行った方がやり易いと言うこと。背骨の可動域を広げる効果的な方法として呼吸との関連性をお伝えしています。(もし良かったら読んでくださいね)

今回は、背骨と自律神経の関連性についてお伝えしたいと思います。

ヨガのクラスで「ゆっくり」「リラックス」というワードを耳にすることがありますよね?これはまさに自律神経に働きかける言葉とも言えるのです。そのことをお伝えするために、まずは自律神経について説明します。

自律神経は、私たちが意識して動かしたりコントロールできない神経で、消化、吸収などの内臓の働きや、呼吸、心臓の動き、体温調節などを自動的にコントロールし体内の環境を整えてくれます。この自律神経には、運動器系の機能を向上させる交感神経と内臓機能を向上させる副交感神経の2つからなり、シーソーのように拮抗して作用しています。働きを以下にまとめました。

交感神経…起きているとき、緊張しているとき、活発に活動するときに働く

副交感神経…眠っているとき、リラックスしているとき、活動が少ないときに働く

交感神経器官副交感神経
散大瞳孔縮小
唾液の分泌が減少唾液腺唾液の分泌が増加
心収縮力が上がる心臓心収縮力が下がる
気管支の拡張気管気管支の収縮
消化を抑制胃腸消化を促進
尿をためる膀胱尿を出す
上昇血圧下降
交感神経と副交感神経の働き

上記のように交感神経と副交感神経は拮抗(正反対の働き)しており、2つの神経活動が同時に強まることは少なく、通常はどちらか一方の活動だけが活性化されています。ただ、前述に「自律神経は、私たちが意識して動かしたりコントロールできない神経」とお伝えしましたが、唯一呼吸だけはコントロールすることが可能なんです。

クラスの中で、無意識に行っている呼吸を意識的に行うような声かけを耳にしたことがありませんか?

脊柱の伸展を促すコブラのポーズ(前回のブログで例を挙げたポーズ)では「息を吸いながら・・・」という声かけを、脊柱の屈曲を促すパスチモッターナーサナでは「吐きながら・・・」という声かけをされていると思います。この声かけを上記の図と照らし合わせると、コブラのポーズは活動性を上げるポーズで、気管支を拡張させ空気を満たすことが必要となるポーズと言えます。

つまり、これは交感神経を優位にするポーズ。パスチモッターナーサナはリラックスを促すもので呼吸数が徐々に減っていく、副交感神経を優位にするポーズと言えます。実は、ポーズに合わせて声かけをすることで、呼吸とアーサナを連動させ自律神経の活動をコントロールしているのです。

では、次に解剖生理の視点から自律神経を整えるのに背骨を整えるのが大切なのをお伝えします。

図のように中枢神経は生命維持に重要な為に脊椎(背骨)の中を通り、四肢末端へと張り巡らされています。

背骨の動きに制限があると背骨を出入りする神経系に影響を与えてしまうことも考えられます。背骨の生理的湾曲(自然なカーブ)や安定性、可動性があることは、神経系(自律神経)への不必要なストレスを低下させる要素の一つとなります。

今までのことを整理すると、呼吸は唯一コントロールできる自律神経であり、呼吸を使い分け意識することで交感神経を上げることも可能ですし、副交感神経を有利にすることも可能となります。ただこの呼吸を有効的に行うには、肋骨、脊柱そしてそれらをコントロールする筋肉群も重要となってきます。

前回にお伝えした、背骨の可動域を広げる効果的な呼吸:前屈は息を吐きながら行い、伸展のように背骨を長く伸ばすときは息を吸いながら行う。この様な動きに合わせた自然な呼吸が無理のないアーサナに繋がり、背骨を整う助けとなります。

クラスを受けるときに呼吸と連動して身体を動かすこと、日常生活で呼吸がどうであるのかに気づくこと、日常でその呼吸が自律神経のどちらが有利に働いているのかに気づく楽しみを、そして、呼吸でご自信の自律神経をコントロールすることを楽しんでもらえたらと思います。

背骨コンディショニングヨガNo.2
この記事が気に入ったらいいね!しよう
背骨コンディショニングヨガNo.2

About The Author

TAKAKO
ヨガの魅力をもっと学びたいと、探求を続けています。