瞑想のクラスを担当しているTAKAKOです。
瞑想を身近に日常にも取り入れてもらいために、瞑想についてお話させてもらいます。
瞑想って何?
瞑想とは、辞書では「目を閉じて心を静め、無心になって想念を集中させること」とあります。
「無心となる?想念を集中させる?…」ちょっと難しく感じるかもしれませんね。ただ目を軽く閉じリラックスした状態で頭の中に浮かんできたものを手放していくとこだと思ってもらえれば大丈夫です。ただ目を軽く閉じリラックスした状態で、頭の中に浮かんできたものを手放していくことを繰り返すだけです。
目を閉じリラックスしていたら寝てしまうかもしまいませんが全く問題ありません。その状態は、副交感神経が優位となっている証です。むしろ、瞑想にとって意識が良い状態であると考えられるのでその時のカラダの状態に合わせて行ってください。
瞑想の効果は?
瞑想は何のためにするのでしょうか?全てではありませんが、代表的な効果を挙げてみました。
心…リラックス効果、ストレスが和らぐ、心が落ち着く、思いやりの心が強くなる
意思…集中力が高まり生産性が上がる、記憶力が上がる(海馬が活性化)、決断力・想像力の向上、内的確信を得られるようになる、自信がつき、自己抑制がきくようになる、意思決定能力が高まる
身体…睡眠の質の向上(睡眠ホルモンの増加)、ホルモン分泌調整、疲労回復免疫力が高まる、慢性の痛みに効果
まずはシンプルに心(感情)、意思(思考)、カラダが心地良くリラックスしていただけたらと思います。
瞑想の実践
では、少し興味の出た方へ。実践方法をお伝えします。
時間と場所…自分の出来る時間でいいのですが、可能なら同じ時間帯で夜明けと夕暮れ3時~6時の間がもっとも有効と言われています。落ち着くことのできる風のない空気の澄んだ空間で同じ場所
座り方…骨盤を立て、背骨を伸ばして座りましょう。そして肩と後頭部はやや後に引き、胸と喉元をゆったりとさせる
呼吸法…呼吸は鼻から吸って鼻から吐き出す、呼吸の流れを意識しながら
どうして瞑想で座り方や呼吸など身体の準備が必要なのでしょうか?
カラダが緊張していると瞑想になかなか集中できませんので、出来るだけリラックスしやすくなるように体制を整え、ゆったりと深い呼吸を行うことで副交感神経が優位となりよう働きかけます。あくまで理想なので、力みなくゆったりと心地よいところで瞑想を行って下さい。
また、同じ場所や時間にすることで心やカラダの変化に気づきやすくなります。変化に気づき効果を感じることができれば、続けるためのモチベーションにもつながっていきます。
ニドラーとは
瞑想のクラスではニドラーと言う技法を用いて行うことがあるので、そちらについて触れたいと思います。
ニドラーでは、ガイド瞑想の手法を用いて聴力に働きかけ、緊張を解く方法を取り入れています。思考を沈黙させ、意識のみまどろんだ状態(潜在と顕在の触れ合ってる状態)を人工的に作り出し、無意識にたまったストレスや感情、神経系の不調和を整えます。1時間で4時間の睡眠に相当するといわれており、短時間で疲れを効果的に回復させるとも言われています。
クラスの始めには瞑想への理解が深まるようなお話しができればと思っています。疑問や質問もして下さいね。